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バーチャル(デジタル)世界とどのようにつきあうか
 人間は自然環境でリアル(アナログ)世界で長らく生きてきた

 デジタルとアナログ

・アナログanalogとは
   
連続的変化。「類似形」「相似形」の意
    時間的または空間的に連続して変化する量
    →アナログ情報はコピーするほど劣化する
    →身近な例:針式時計はアナログ表現で、
     時間を連続的に表現する

 ・デジタルdigitalとは
  
digitalは「指の」から派生し
  「数字を使う」の意味。 
   digitはラテン語の「指」の意から
  アラビア数字(0から9までの)の意味
   →指で数字を数えたことに由来する。
   したがってdigitalとは「1,0」のことではなく
   現象を数値で表現することを意味する。
  →音楽CDはデジタル表現の一例(A/D:アナロゴデジタル変換で
   音情報を数値化している)
  →デジタル情報は何度コピーしても原
    則劣化はしない 。
    →身近な例:デジタル時計は時間を
     数値で断続的に表現する。

 

人間とネット環境の融合環境


ビデオクリップ

グーグル創業者インタビュー
Google社はスタンフォード大院生だったラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンにより1998年に創業。2004年にナスダックで株式公開。ネットでの情報検索が起業時の主業務であった。2001年に日本法人設立。創業者2人が来日しインタビューに応じた。

ビデオクリップ
グーグルの戦略は人間行動の分析と予測

10分10秒まで
テクノロジーの進歩にネット上の個人情報保護に必要制度が追いつけない。
このままではネットに蓄積されたデータが乱用される社会になる恐れ。
プライバシーのない事態はこうなる。
メールなどの個人情報が中国やアメリカ政府に提供される事件が起こる。
グーグル社は無料ワイファイでユーザ行動の追跡計画を公表(サンフランシスコ)。
行動(移動、購入、店舗利用など)を分析し、ターゲット広告による収益を上げる。
ユーザの声:無料、簡単、便利、情報盗用、プライバシー破壊。
グーグルが蓄積した情報をどう利用するか十分説明がしていない。
利便性とプライバシー破壊のせめぎ合い。
グーグルは「広告ビジネスのチャンスがあっても、ユーザの信頼を失わない範囲でそれを行なわなければならない。広告主の要望よりもユーザーの要望を第1に考える。我々にとってとても高いハードルだ」という。 

ネットでつながれた生活環境

用語
IoT 【 Internet of Things 】 モノのインターネット
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
自動車の位置情報をリアルタイムに集約して渋滞情報を配信するシステムや、人間の検針員に代わって電力メーターが電力会社と通信して電力使用量を申告するスマートメーター、大型の機械などにセンサーと通信機能を内蔵して稼働状況や故障箇所、交換が必要な部品などを製造元がリアルタイムに把握できるシステムなどが考案されている。
(IT用語辞典より)

ビデオクリップ
IoT のイメージ(NHK 2015)
https://www.youtube.com/watch?v=_3JN2da1wys
1:20-6:07まで
モノのインターネット化
日常生活での行動を
人工知能と連携し分析し予測する
感情の変化を分析する

ビデオクリップ
ネット社会2057
50年後の「ネット社会」の予測・・・
NHK 2007
◎暮らしの中に氾濫する3Dイメージ
街の通りとビル、我々の衣服や身体までもが、すべてマイクロチップによるネットワークで結ばれ、その間をギガバイトの膨大な情報が絶え間なく行き交い、処理されていく。現実とは異なったバーチャルなデータが、私たちの日常生活を支配するようになる。医療や広告、エンターテイメントなど、あらゆる分野でホログラフィーで作られた立体画像が活用されるようになる。
◎サイバーテロの脅威にさらされる都市機能
あらゆる機能やサービスがネットワークによってコントロールされる。すべての情報を集積し、処理、制御するためのメインコンピューターにサイバーテロを仕掛けられると、都市機能は完全に麻痺し、私たちは生活できなくなってしまう。テロを防御するための様々な対策が必要となる。
原題: Update-The World in 50 Years
制作: ZDF/Group5(ドイツ) 2007年


人間とコンピュータの新しい関係
家庭用ロボットについて

ビデオプレゼン
鉄腕アトム
 夢の人間型ロボ(ヒューマノイド)
 強靱な身体、高度頭脳、思いやりと優しい心

2010年家庭用ロボのイメージ図(日経バイトより)
図はこちら

ニュースヘッドライン
ヒト型ロボットが主役に…2016年ロボ展望
日経新聞 2016年1月6日
 ソフトバンクグループのヒト型ロボット「ペッパー」をはじめ、コミュニケーション能力を備えたロボットの家庭やオフィスでの実用化が進んでいる。人口減少や高齢化が進むなか、2016年は人手不足の解消だけでなく、人と対話をする「友達ロボ」としてもロボットの活躍が期待される。
 「ペッパー、これは何かな」。ソフトバンクグループの孫正義社長は15年7月、都内でのイベントで来場者を前にヒト型ロボットと掛け合いをしてみせた。ロボットはこれまで工場の生産ラインなどモノづくりの現場で働く機械という印象が強かった。だがペッパーのようなコミュニケーションロボットは「ヒトの感情を認識して理解し、それをトリガー(引き金)にして感情を示す」(孫社長)という対人性に重点を置く。
 コミュニケーション能力の一段の向上など技術的課題はまだ多いが、16年以降もロボット市場は順調に広がるのか。野村総合研究所グローバル製造業コンサルティング部の田中雄樹グループマネージャーに聞いた。(映像報道部 近藤康介)
紹介ビデオ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO95760890V00C16A1000001/

パーソナルロボット

・ペット・いやしロボット   
・生活支援ロボット
・介護支援ロボット
・安全支援ロボット

社会的弱者をサポートする環境デザイン

バリアフリーBarrier Free
 障害者が建築物を使おうとしたときに邪魔になるさまざまなバリア(障碍(しょうがい))を取り除こうという考え方。これは第2次世界大戦後に特に議論され実行に移されるようになった。医学の進歩によって戦闘による負傷で障害者となっても社会復帰が可能となったからである。
 建築物のバリアフリー設計標準がはじめてまとまったのは、1961年、アメリカ標準としてであり、各国でも議論されてしだいにめざすべき方向が明らかになった。しかし、バリアフリーを実行に移そうとすれば、問題は建築物や都市環境だけではないことがわかる。
 日本では1995年の「障害者白書」は、物理的バリア、制度的バリア、意識のバリア、そして文化・情報のバリアの4つが課題であると指摘した。
 具体的には、(1)製品から建築物、都市環境にいたるまで、物のデザインに関わるバリア、(2)政府を含めた社会の障害者へのさまざまな意味での差別(欠格条項などがその典型例)、(3)そうした制度の存続を認めてきた、われわれ自身の心の中にある差別意識、(4)情報の提供手段などで結果として生ずるバリア(さまざまな案内表示が読みにくかったり、視覚情報以外は用意されていなかったりということで多くの人が社会参加を阻害されていることなど)である。これらすべてを取り除かなければ、本当の意味でのバリアフリーは達成されない。エンカルタ総合大百科2004、マイクロソフト)

ビデオクリップ
バリアフリーの街づくり

英国サットンの紹介
→消費の活性化をもたらす

万人向けの優しい環境プラン

ユニバーサルデザインUniversal Design
「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」が基本コンセプト。文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。デザイン対象を障害者に限定していない点が一般に言われる「バリアフリー」とは異なる。ウィキペディアより抜粋
「ユニバーサル・デザインの7原則
原則1:誰にでも公平に利用できること
原則2:使う上で自由度が高いこと
原則3:使い方が簡単ですぐわかること
原則4:必要な情報がすぐに理解できること
原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること
原則6:無理な姿勢をとることなく,少ない力でも楽に使用できること
原則7:アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること
ユーディット(株)ウェブサイトより
http://www.udit.jp/concept.html
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