事典・辞典について
 ・心理学辞典、有斐閣、1999(CD-ROM版もあり)
 ・DVD 百科事典
  エンカルタ総合大百科2009、マイクロソフト  

事典・辞典について
・心理学辞典  有斐閣、1999 (CD-ROM版もあり)
・DVD百科事典 エンカルタ総合大百科2009 マイクロソフト 
 →2009年で日本語版を含めDVD販売中止
http://www.microsoft.com/japan/athome/umall/encarta/2009/

ネットワークによる情報検索
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べる
 情報は誰でも書き換えられるので「信頼性」は疑うべき
  グーグルGoogleに質問する
   ホームページに含まれる「単語」でホームページを検索
   検索窓に 「○○ △△」、「○○とは」 などと入力

Start page 検索は、あなたのIPアドレスや検索結果を記録しない と宣言している
https://startpage.com/

参考書紹介
正田亘、環境心理入門、学文社刊、\1,700,1994
ノーマン、誰のためのデザイン、新曜社、\3,399,1995

試験問題と解答法について (市原担当分)
・記述式問題(授業全体を通して学んだこと)とマークシート法を
  組み合わせた問題を予定しています。
 →考える力を養う(記述)、知識を身につける(マークシート)
・授業で聞いた内容に基づき解答してください。
 →授業の理解度+表現力を評価するのがテストの目的。
 →「ビデオクリップ」「ニュースヘッドライン」は試験範囲です。
・試験会場には何でも持ち込み可です。
 ただし通信機器(ケータイ、PDA、ノートパソコンの通信など)
 の操作は禁止です。
・自分の頭で考えた文章で解答してください。
 →ノートの丸写しはNGです。

トピックス(新世代ゴーグルとは、動画あり)
ゴーグル型、活路見えるか ゲーム新市場へ先手競う
ソニーやサムスン
日経新聞 2014年9月19日
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ18052_Y4A910C1TJ2000/
 世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ(TGS)2014」が18日開幕した。話題を集めているのはソニーや韓国サムスン電子が出品したゴーグル型の端末。360度をゲーム空間に変えてしまう仮想現実が体験できる。スマートフォン(スマホ)の普及で変革期にあるゲーム業界。ゴーグル型端末で市場の先行きをのぞけるか。
千葉市の幕張メッセで始まった今回のゲームショウは421社・団体が出展し、3年連続で過去最多を更新した。ゲームのタイトル数も昨年比で5割増の874作品。20〜21日の一般公開も含め延べ22万人の来場が見込まれる。
 盛況の中でひときわ注目を集めたのが水中メガネのような表示装置を持つゴーグル型の端末だ。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の出展ブースには、日本で初お披露目となる端末「プロジェクトモーフィアス」を目当てに報道陣らが行列を作った。
 帽子をかぶるように頭から装着すると、宇宙を舞台にしたシューティングゲームが始まる。頭をゆっくりと動かし見回すと雑然とした会場がSF映画さながらのコックピットに様変わり。頭の動きに連動し360度に宇宙空間が広がる。
これまでもゲーム映像は臨場感が高まってきてはいたが、仮想現実感は格段に違う。前方から巨大な小惑星が近づき、真横を通って後方に遠ざかっていく。これまでにはなかった光景だ。不意に敵から攻撃され、慌てて旋回すると、ついつい体も一緒に傾いてイスから落ちそうになる。
(一部引用)

ビデオクリップ(新世代VRゴーグル登場間近)
VR ゴーグル オキュラス・リフト 仮想空間
東京ゲームショウ2014

環境と人間の関係
 環境→認知→→記憶→→行動→環境
 input       判断      output
          思考


外界の認識過程
感覚sensation
  ↓生理学的プロセス
   (物理的刺激にすぎない)
知覚perception
  ↓心理学的プロセス
   (記憶と照合される)
認知cognition
総合的判断(結論)

スキーマschema
 過去に蓄積された知識の集合
 新たに情報を取り組むための
 心的な枠組み のこと
   schema(スキーマ)
   1 図式, 図表, 図解.
   2 概要, 大要.&ギリシャ語「形」の意
   scheme(スキーム)
    1 (注意深く練られ組織だった)計画, 案
    2(政府・会社などの公式な)事業計画
    →スキーマもスキームも原語は
    「ギリシア語の”形”の意」

用語
スキーマschema
知識を構成するモジュール(情報処理プロセスやメカニズムにおいて,独立で,相互不可侵的な機能をもつ単位)として想定される概念であり,認知過程を知識に基づいて説明するうえで広く用いられる理論的な概念である。特に知識に導かれて進行する能動的でトップダウンな過程の説明に中心的な役割を果たす。スキーマという言葉自体はバートレット(Bartlett, F. C.1932)ら心理学者によって古くから取り上げられてきたが,知識を表現するために計算機言語で表現しうる形ではっきりと概念化されたのは認知研究が盛んになって以来のことである。
(心理学辞典、有斐閣、1999より抜粋)

認知地図cognitive map
 「環境を心に描いた絵」
  のようなもの

図 
山手線のイメージマップは こちら
  (正田、環境心理学入門1994より


用語
認知地図cognitive map
個人のもつ認知表象の形態を示す言葉である。認知地図の起源は,トールマン(Tolman, E. C.1948)によって空間関係の表象として用いられたのが最初である。トールマンはネズミを用いた迷路学習の実験の際に,迷路が学習時と変化してもネズミは目的地である餌場に到達することができることから,迷路内の空間関係を学習し,刺激=反応だけを学習したのではないとし,ネズミは認知地図という認知表象を形成しているとした。
認知地図には方向や距離,目印という空間情報を含んでいるが,実際の物理的な地図のようなものであることを示してはいない。情報貯蔵モデル,分節モデル,階層的表象モデルなどの表象のモデルから歪みの原因を探ろうとする研究もある。地理的空間の環境の表象を示す言葉としてメンタル・マップとよばれることもあり,また,環境に対する能動的で情報を探し求める構造を強調し定位図式(orienting schema)とよばれることもある。(心理学辞典、有斐閣、1999より)

ビデオクリップ (主観と現実のズレがエラーを生む例)
イメージマップとビル火災 

サバイバル訓練(工学院大)



科目トップページへ

inserted by FC2 system