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以下は予定です。変更になることもあります

受業の進め方について(約束・契約)
 ・私語厳禁
  1 理由は周囲の人たちが迷惑するため
  2  しゃべりたい人は時は一時退室
  3 以上のルールを守ってください
 
授業に関する情報アクセスについて インターネットで提供する

1 授業情報の提供(授業の教材や事務連絡)
 「トップページ」と「生理心理学ウェブ」
2 情報の共有(メンバーによるコミュニケーション)
  →質問やコメントに対応

教材提供のホームページ実演
http://ichiichi3.web.fc2.com/index.htm
科目トップページ
http://ichiichi3.web.fc2.com/psyphys2017.htm
教材はココから提供
 ・ホームページアクセス法(パソコンで)
 「グーグル」や「ヤフー」に行き検索窓に「市原研究室」
 ・図版などは授業時に配布します

授業の進行と勉強法について 
 1 授業ウェブを事前に印刷して一読する(予習)
 2 ボードや口頭で述べたことを教材に書き足す(本番)
   →休んでノートの抜けた部分はインターネットで確認し
   友人のノートを見せてもらうなどして補う。
 3 授業ウェブで確認する(復習)
 4 授業での質問や疑問
   → 授業ブログに書き込む、出席カードの裏に書き込む
 5 受講生へのフィードバック
   →授業ブログをみる
 6 出欠はカードにより毎回とる予定
   →授業への質問、要望、感想などを裏に書いてください

ネット情報の利用(ニュースヘッドライン、トピックス)   
新アレルギー治療 〜鍵を握る免疫細胞〜
NHK総合テレビ 2015年4月5日(日)
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150405
まだまだ花粉症のつらい季節が続きます。他にも、食物アレルギーや、動物アレルギー、ぜんそくなど、先進国では実に3人に1人が、何らかのアレルギーに苦しんでいると言われています。アレルギーは、これまで完全に治すのは不可能だと言われてきました。ところが、ある発見によって完治への可能性が見え始めています。
鍵になるのが、“制御性T細胞(Tレグ)”。発見した大阪大学の坂口志文さんは、その業績によって先日「ガードナー国際賞」の受賞者に選ばれました。“Tレグ”は免疫の過剰な攻撃を押さえ込む役割を持っています。最先端の研究現場では“Tレグ”のコントロールによってアレルギーが完治するケースが出始めています。
番組では、“Tレグ”とアレルギーの関係性について詳しくご紹介し、今研究が進められている新たな治療の、具体的な可能性についてお伝えします。

メール
 ichi3@kasei-gakuin.ac.jp

■参考書
・フロイド・ブルーム
  新・脳の探検(上下)講談社、2004
・宮田洋(監修)、新生理心理学
  北大路書房、1998
  第1巻:基礎 
  第2巻:応用分野
  第3巻:展望
■一般書
・林峻一郎、ストレスの肖像、中公新書
  No1113、1993 Kindle版   
・ 川村則行、自己治癒力を高める、
   講談社ブルーバックス、1998 Kindle版
・心理学辞典  
有斐閣、1999 (CD-ROM版もあり)


タイムスケジュール
1 授業準備
  ・機材のセッティング、テスト映像放映(リラックスタイム)
  ・出席カード配布
2 授業開始
3 授業終了
  ・質問その他記載
  ・出席カード回収(最前列の机上)

学習目標(到達目標)
生理心理学は人間の心理・行動を生理学の視点から分析し、日常生活に生かすことを目的としている。近年、脳科学や遺伝子学の進歩は著しいものがある。
この授業では先端技術により解明されつつある心理・行動のメカニズムと制御についても考えたい。

授業の概要
生理心理学では、生理学の知識をもとに心や行動のメカニズムや「謎」を研究する。
「心」にかかわる諸問題を「生理学」という客観的な指標でとらえると何が明らかになるか?生理学の基礎知識から導入し、生理心理学関係領域である「脳科学」「再生医療」「遺伝子操作」などの最先端事情も紹介する。
また、「笑いと健康」「脳トレ」「筋トレ」など現代社会で起こっている様々な話題を「ニュースヘッドライン」として考えていきたい。

ニュースヘッドライン
お笑いはガンに効くのか? 大阪府と吉本興業らが実証研究へ
ハフィントンポスト 2017年1月26日
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/25/comedy_n_14408678.html
大阪府は1月25日、吉本興業などと連携し、笑いががん医療に効果があるかを調べる実証実験を始めると発表した。時事ドットコムなどが報じた。
実験は、3月下旬に開業する「大阪国際がんセンター」で行い、吉本興業や松竹芸能、米朝事務所に所属する落語家やお笑い芸人らが協力。5月から約4ヶ月間、同意が得られたセンターの外来がん患者に、病院内のホールで漫才や落語を月に1、2回程度鑑賞してもらう。
鑑賞の前後で血液や唾液を検査し、がん細胞を攻撃する免疫細胞が活性化する状況やストレス値を調べるほか、アンケートで気持ちの変化などを尋ねる。
出演者は決まっていないが、がんセンターを運営する独立行政法人府立病院機構の担当者は、産経新聞の取材に対し「できるだけ有名な人に出てもらいたい」と話した。
研究費は民間の助成金や寄付金でまかない、府は研究結果を2017年度中にも公表する方針。時事ドットコムは、松井一郎知事が25日の記者会見で「継続的な笑いが、がん医療に及ぼす影響を見る国内初の実証実験と聞いている」と述べたと報じた。
吉本興業の担当者は26日、ハフィントンポストの取材に対し「府ががんセンターの1階にある多目的ホールの活用方法を探していた。笑いが健康に良いと言われていることもあり、声がかかった」と、研究に協力することになった経緯を説明。「お笑いががん医療に効果があるという結果が出たならば嬉しいことだ」と話した。

第1週 生理心理学とは
第2週 心と身体の関係1(「キレる」を分析)
第3週 心と身体の関係2(ストレスホルモンとは)
第4週 心と神経システム1(中枢神経系)
第5週 心と神経システム2(末梢神経系)
第6週 心と神経システム3(シナプスの働き)
第7週 心と神経システム4(「脳内薬物」とは)
第8週 生理反応の基礎と臨床(大脳と前頭葉)
第9週 生理反応の基礎と臨床(脳波)
第10週 臨床への適用1(睡眠と覚醒)
第11週 臨床への適用2(ポリグラフとは)
第12週 臨床への適用3(事象関連電位)
第13週 臨床への適用4(バイオフィードバック訓練)
第14週 臨床への適用5(脳の訓練と可能性)
第15週 生理心理学の未来(遺伝子操作、コンピュータモデル)
第16週 試験

ビデオクリップ
  ・丹田呼吸法
    伝統の技を「生理心理学」で分析
  ・ストレス度をアミラーゼで測定
    日常生活とストレス測定
  ・ソーク研究所と豊かな環境と認知症
    常識を180度ひっくり返す


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