●出席カードについて
表紙:氏名、学生番号、授業評価など
裏面:質問、コメントなど
マークシートによりエクセルで管理します
授業ブログでのフィードバックは次次回授業までに掲載します。
→アクセスは科目トップページのリンクから。
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●試験問題と解答法について
(市原担当分)
・記述式問題(授業全体を通して学んだこと)とマークシート法を
組み合わせた問題を予定しています。
→考える力を養う(記述)、知識を身につける(マークシート)
・授業で聞いた内容に基づき解答してください。
→授業の理解度+表現力を評価するのがテストの目的。
→「ビデオクリップ」「ニュースヘッドライン」は試験範囲です。
・試験会場には何でも持ち込み可です。
ただし通信機器(スマホ、PDA、ノートパソコンの通信など)の操作は禁止です。
・自分の頭で考えた文章で解答してください。
→ノートの丸写しはNGです。
■トピックス
抱っこで歩くと赤ちゃん安心 哺乳類に共通、理研解明
朝日新聞 2013年4月21日
【瀬川茂子】抱っこして歩くと赤ちゃんが泣きやんで眠りやすいのは、座っている時よりも赤ちゃんがリラックスするためらしい。理化学研究所脳科学総合研究センターの黒田公美ユニットリーダーらが、ヒトとマウスの実験で明らかにした。哺乳類の子どもが、運んでくれる親に協力する共通する仕組みとみられる。米専門誌カレントバイオロジーに19日発表した。
母マウスの動作をまねて、子マウスの首をつまんで持ち上げると、子マウスは発声が減り、心拍数も下がり、リラックスしていることがわかった。
ヒトの母子12組の協力を得て、6カ月以内の赤ちゃんを抱いた状態で30秒ごとに、座る、立って歩くを母親に繰り返してもらった。座る時に比べ、歩くと赤ちゃんが泣く時間は10分の1に減った。自発的な動きは約5分の1になり、心拍数も小さくなった。子マウスが運ばれる時と同じように、ヒトの赤ちゃんもリラックスすると推定されるという。
哺乳類の動物が口にくわえて子どもを運ぶ際、子どもは体を丸くして運ばれやすい姿勢をとる。「自分で移動できない赤ちゃんは、親に運ばれる時はリラックスしておとなしくなり、親も助かる」と黒田さんは話している。
■ビデオクリップ
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130419_2/
独立行政法人理化学研究所
抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明
−経験則を科学的に証明、子育ての新たな指針に−
主観と客観の「心理学」
■ビデオクリップ
「心理テスト」は当てになるのか?
「詐欺にあわない心理学」を例に
→「動揺しやすい」「Noと言えない」「ストレスに弱い」
→言語反応の信頼度は??
■ビデオクリップ
「キレる」を分析する(1,2,3)
ケース:上司に対してキレた、妻にキレた、トラックの運転手にキレた
心理学的分析
vs
生理学的分析
→生理心理学の目標は両者を統合する
心理学の仮説
我慢我慢の積み重ね
は「キレる」素地を生成する
生理学の仮説
感情に関係する4つの脳内物質
→脳内物質の割合によって
「喜怒哀楽」の感情が生成される
神経伝達物質の働き(仮説)
→動物や人間に共通
1 ドーパミン
覚醒と快感
→楽しい、うれしい、気持ちいい
2 ノルアドレナリン
覚醒と怒り
→怒り
3 アドレナリン
恐怖と驚き
→びっくり、こわい
4 セロトニン
感情を抑制する
→2−3により起こるブレーキをかける
→怒りを抑制する
第2のブレーキとは(4)
→人間特有
大脳新皮質
「理性」が「攻撃行動」にブレーキをかける
・グルタミン酸
興奮性作用がある
・ギャバ(ガンマアミノ酪酸)
抑制性作用がある
両者(グルタミン酸とギャバ)のバランスで感情が
コントロールされているが「我慢」の蓄積が「限界」
を越えると理性のブレーキがはずれ「キレる」
→多重ストレスは「キレやすさ」をつくる
★脳細胞には「血液脳関門」という「バリケード」があり、
上記の物質が直接脳細胞に取り込まれることはない